ガミースマイル

■ガミースマイル
笑った時に歯茎が見えてしまう症状を「ガミースマイル」と言います。
gumm=歯肉
医科(美容クリニック)、あるいは歯科(審美歯科)にて治療します。

●原因
原則通りに骨格、筋、皮膚の順番に考えると良いでしょう。
①骨格的に上顎(中顔面)の前歯部が突出している(≒前方下方へ大きい)
②笑う表情筋のひとつ、上唇挙筋の動きが活発で、笑ったときの、上口唇の移動量が大きい
③上口唇の長さが不足している
※歯茎に蓋をして覆い隠すのが上口唇の役目です。蓋が小さいと、歯茎は容易に露出します。

●それぞれに対する治療法
①上顎(中顔面)の前歯部が突出している
・骨切りの上顎セットバックASO(分節骨切り術)によって、4番目の歯を抜歯して、その分(5mmほど)だけ後退させます。前方の突出が改善します。

※LeFortⅠ型骨切り術という、より基部のラインにて上顎骨を切って、上顎骨をより大きく削る手術もありますが、美容外科では行いません。リスクが大きく、長期入院が必要なため、頭蓋変形など重度の変形に対して、大学病院で行うものです。
中顔面の短縮(縦に短くする)を行うには、LeFortⅠ型などの切り方が必要となるため、通常は不可能とお考えください(分節骨切り術にて、前方の突出感は改善します)。

②上唇挙筋の動きが大きい
・前庭部(上唇~歯肉)の粘膜切除
前庭部とは口腔内の上唇から歯茎にかけてのスペースです。ここを切って小さくして、上口唇の動きに制限を加えることで、ガミーの改善をはかります。
※前庭部のポケットが深い場合に良い

・耳介軟骨移植
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上口唇の内部に耳介軟骨を挿入し、「つっかえ棒」として、上口唇の動きに制限を加えることで、ガミーの改善をはかります。
・上唇挙筋に対するボトックス
ボトックスで上口唇挙筋を麻痺させます。「口で水をすする」動きがしにくくなります。 

※動きを制限する効果のため、「水のすすりにくさ」を伴うことがあります

③上口唇の長さが不足している

・粘膜前転術

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粘膜側を拡大(V→Y変形、Z変形)することで、内側からせり出すようにして、上口唇の中央部の延長を期待します。口唇の拡大効果があるので、加齢で薄くなった唇が気になる人に適します。
※前庭部のポケットが浅い場合によい

●治療方針は医師が診察時(あるいは術中)に判断します。
ポケットが深い→ 前庭部(上唇~歯肉)の粘膜切除
    浅い→粘膜前転術
・耳介軟骨移植
骨の突出あれば→上顎セットバックASO(分節骨切り術)
※ボトックスは補助療法として、適宜追加

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